バタヤン愛用ギターのレプリカモデル販売について

受付終了しました!
たくさんのご応募ありがとうございました。


お待たせしました! 《バタヤン愛用ギターのレプリカモデル》の販売が決定しました。今回は限定3本の販売です。映画「オース!バタヤン」にもインタビュー出演するギターリペアマンの井沼満さん(ELMORE)がハンドメイドで作ったものです。
4月1日から予約を開始いたします。応募者が多数の場合は抽選とさせて頂きます。

ご応募期間:2014年4月1日(月)から 5月30日(金)
価格:380,000円(税抜価格)
専用ギターケース、オリジナルストラップ付き
※ 送料は別途掛かります

《ご応募について》
電話、ファックス、メールにて応募を承ります。
お名前、ご住所、ご連絡先を明記の上、ご応募下さい。

電話:03-5456-8698(受付時間:月〜金 11:00〜18:00 祝日を除く)
ファックス:03-3464-2265
メールアドレス:p8staff@altamira.jp
担当:山川 宛にお願いします。
※ 個人情報につきましては、当商品の抽選、販売に関する目的以外では利用いたしません。

《ご当選通知について》
厳正なる抽選のうえ、ご当選のお客様には、6月6日までにお電話にてお知らせいたします。抽選にはずれた方にはご連絡いたしませんのでご了承下さい。
当選者の方に、お電話にて代金のお支払い方法や商品の発送について直接ご説明させて頂きます。
ご注文を受けてからの制作に取りかかりますので、商品発送までは6ヶ月程掛かる場合がございます。その点、何卒ご了承下さい。

 ギター
商品は写真と色味や光沢が異なる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

バタヤンのトレードマークともなっていたボロボロの電気ギター。

それは60年近くも愛用し続け、バタヤンが相棒と呼んでいるものであった。

1954年8月、バタヤンはヤマハ銀座店でアメリカのナショナル製No.1124モデルのギターを購入した。そして長い時間をかけてそのギターは大幅に改造され、塗装が削れたりして"バタヤンギター"へと変貌していった。60年の時を経て、世界に1本しかないまさに伝説のギターとなったのである。

今回、音楽ドキュメンタリー映画「オース!バタヤン」のDVD化を記念してこの"バタヤン愛用ギターのレプリカモデル"が誕生した。

このギターの制作を手掛けたのはギター工房・ELMOREの井沼満氏である。井沼氏はレリック(経年変化などで変質した塗装やパーツを再現する技術)のスペシャリストで、カスタム・ギターの制作者として知られた人である。映画「オース!バタヤン」にもインタビュー出演してくれて、"バタヤンギター"をメンテナンスした時のことを語ってくれている。

そんな井沼さんから今回の"バタヤン愛用ギターのレプリカモデル"について話を伺った。

「田端さんの本物である"バタヤンオリジナルギター、以下(オリジナル)"を半年間預かって、詳細に採寸し、分解して図面を完成させました。分解するときに、田端さんの汗の結晶が出てきて驚きましたね(笑)。元々はピックアップが2個と、コントロールが4個、スイッチが1個取り付けられていたギターなのですが、現在はピックアップを1個にして、ボリュームとトーンの2個のコントロールだけ残されています。ブリッジやテイルピースも別のものに交換されて、田端さんが演奏するうえで実用性を考えグレードアップがはかられていました。"レプリカモデル"は、"オリジナル"と全く同じ寸法で同じ材料を採用しています。パーツも極力、同じ様なものを採用してニカワで接着して作ったものです。ネックサイズの演奏性は"オリジナル"を継承し、ピックアップは音を比較して最も近いものを選びました。そしてピックガードは新たに型を起こしたものです。末長くご愛用いただけるように、強度などは実用に充分な作り方をしてあります」

そして、もう1本"バタヤン・レプリカモデル"なるギターも制作した。こちらは"オリジナル"の傷や塗装の剥がれまですべてを再現したギターである。これを生前のバタヤンに見せたところ「キズの付き方まで同じ。本物かと思ったよ!」と驚きつつも、その精巧な出来映えにご満悦であった。ちなみにこちらは非売品であるのであしからず。